コンテンツにスキップ
quickthumb
すべてのドキュメント

インストール

quickthumbにはPython 3.11以降が必要です。

独立した仮想環境

quickthumbのチェックアウトとは別の場所に仮想環境を作り、quickthumb 0.8.0をインストールします。

mkdir -p quickthumb-first-export
cd quickthumb-first-export
python3 -m venv .venv
source .venv/bin/activate
python -m pip install "quickthumb==0.8.0"

Windowsでは、代わりに.venv\Scripts\activateで有効にします。上のシェルコマンドはBash/Zsh向けです。依存パッケージのインストールには、パッケージインデックスへの接続か、必要なファイルが入ったローカルキャッシュが必要です。チェックアウトの外で実行することで、Pythonがソースディレクトリではなくインストール済みwheelを読み込みます。

既存のuvプロジェクト

uv add "quickthumb[cli]>=0.8.0"

基本パッケージだけでPNG、JPEG、WebP、GIF、SVG出力、HTMLを利用できます。追加のレンダラーを入れる前に、最初のエピソードカードを作ってみてください。この例では、インストール後にフォントや画像をダウンロードする必要はありません。

追加機能

一部の機能には追加パッケージが必要です。pip install "quickthumb[svg,pdf]"のように名前を指定してインストールします。

追加機能 用途
svg SVGファイルをレイヤーとして描画します。SVGへの出力には不要です。
pdf PDF出力と、任意で行うPDFの再現性検証に使います。
pptx PowerPointへ出力します。
lottie CanvasのLottie出力で、対応するテキストをアウトライン化します。図形だけのLottieには不要です。
rembg 画像の背景を除去します。初回に約170 MBのモデルをダウンロードします。
cli render、lint、watch、doctorなどのquickthumbコマンドを使えます。

MP4、WebM、MOVの出力にはffmpegも必要です。Pythonパッケージではなく、システムにインストールするプログラムです。

brew install ffmpeg      # macOS
sudo apt install ffmpeg  # Debian / Ubuntu

MOVにはprores_ksエンコーダーを含むFFmpegビルドが必要です。

SVGレイヤーにはネイティブのCairoライブラリも必要です。Pythonの追加機能ではシステムライブラリをインストールしません。CairoSVGのインストール案内で各プラットフォームの要件を確認してください。

実行環境を確認する

cli追加機能のquickthumb doctorで、エクスポートに必要な環境を確認できます。

quickthumb doctor            # PNG, the default
quickthumb doctor mp4        # discover ffmpeg/ffprobe
quickthumb doctor pdf --spec card.json -o out/card.pdf

必須の検査に失敗すると終了コード1を返すため、CIにも組み込めます。ただし、テストファイルをレンダリングしたり、ネイティブライブラリ、コーデック対応、見た目の再現性を保証したりはしません。実際に使うエクスポートも実行してください。詳細は診断とCLIを参照してください。

開発中のチェックアウトを使う

未リリースの変更を試すには、リポジトリでuv buildを実行し、生成されたwheelの絶対パスを指定して独立した環境へインストールします。例:python -m pip install "/path/to/dist/quickthumb-0.8.0-py3-none-any.whl[cli]"。公開済みリリースではなく、チェックアウトしたコードがインストールされます。0.7.0から更新する場合は0.8.0の移行ガイドも確認してください。

環境変数

すべて任意です。

変数 役割
QUICKTHUMB_FONT_DIR fontがファミリー名の場合にフォントファイルを探すフォルダー
QUICKTHUMB_DEFAULT_FONT テキストレイヤーにfontがない場合のフォント
QUICKTHUMB_FONT_CACHE_DIR ダウンロードしたフォントの保存先。既定はシステムの一時フォルダーです。
QUICKTHUMB_ASSET_CACHE_DIR ダウンロードした画像の保存先。既定はシステムの一時フォルダーです。
QUICKTHUMB_ASSET_MAX_AGE キャッシュをネットワークから更新するまでの秒数。未設定なら更新しません。
QUICKTHUMB_ASSET_OFFLINE 1ならダウンロードせず、キャッシュされたファイルだけを使います。
QUICKTHUMB_FFMPEG, QUICKTHUMB_FFPROBE PATHにない場合のffmpegとffprobeのパス

キャッシュの詳細はリモートアセットとキャッシュを参照してください。